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    2014.12.31 Wednesday

    2014年読んでよかった本・マンガベスト10

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      2014年もおわろうとしてますね。
      ということで、今年よんでよかった本とマンガを振り返りたいと思います。
      ちなみに、今年は本を49冊、マンガを89冊、電子書籍を67冊、雑誌を17冊と合計で222冊読んだらしいです(自分のブクログを見て)

      では、まず本編から

      2014年読んでよかった本ベスト10



      10位:学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話(坪田信貴)

      学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話 【表紙モデル写真〈カラー16点〉追加の電子特別版!】 ―

      STORYS.JPから生まれた本としてめちゃくちゃ今年売れた本。何気に、前職場人が表紙とか担当してた。
      ギャルと先生の関係性がとても良い。参考になる本です。

      9位:紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている(佐々涼子)

      紙つなげ!  彼らが本の紙を造っている
      早川書房の広報の方から、プルーフをいただいて読んで惚れ込んだ作品。
      出版業界の人は読んだ方がいい本だと思います。
       
      8位:銀翼のイカロス(池井戸潤)

      銀翼のイカロス

      説明不要の半沢シリーズ最新作。
      実は、前作は読んでないのですが、それでもすいすい読める読みやすい作品です。
       
      7位:ゆめいらんかね やしきたかじん伝(角岡伸彦)

      ゆめいらんかね やしきたかじん伝

      いろいろと起きてます、今年の頭になくなった関西人にはおなじみ「やしきたかんじ」の周辺を取材したノンフィクション。小学館の賞を受賞した本で、それを聞いて買いました。
      もう一つのは読んでないので、何も言えませんが、そのたかじんさん周辺の取材の難易度の高さを感じた一冊でもありました。
       
      6位:乱読のセレンディピティ(外山滋比呂)

      乱読のセレンディピティ

      いわゆる読書に関する本です。読書にかんする本や雑誌の特集がいろいろ出た年だと思いますが、2014年で一番読んで面白かった読書に関する本だったと思います。

      5位:3時のアッコちゃん(柚木麻子)

      3時のアッコちゃん

      前作、ランチのアッコちゃんがとても好きだったので続けて買いました。MARUZENジュンク堂で買ったのですが、サイン入りの本を買っていました。
      「働く」ということを男性とは違った視点で見られる作品です。男性も楽しめて読める作品だと思っています。

      4位:白ゆき姫殺人事件(湊かなえ)

      白ゆき姫殺人事件 (集英社文庫)

      湊かなえ作品ってドロドロしてるところが面白みといわれるんですが、まさにドロドロしてて面白いです。
      映画にもなったので知ってる方も多いとおもいますが、映画は見てないんですが表紙の井上真央がかわいくてつい手にとってしまった作品です。
      読んでいると、とことん映像向きの作品を書く作家さんだなって思います。今年はもうちょっと湊さんの作品読んでみようかな。

      3位:生まれた時からアルデンテ(平野紗季子

      生まれた時からアルデンテ

      出合いは、ブクログの毎日みている新刊情報。表紙から感じるどことなく狂気さが気になってた本で、しばらく注目していたのですが、話題になって売り切れになってきているという話を聞いて買いました。(そのあと重版もかかったということです)
      あまり、女性のしかもライフスタイル的なエッセイの本を手に取る機会はあまりないんですが、それでも手を取らせた魔力がある本だと思います。

      2位:ジェフ・ベゾス果てなき野望(ブラッド・ストーン)

      ジェフ・ベゾス 果てなき野望
      実は翻訳される前のThe everting storeを電子書籍で買ってちょっとずつ読んでいたのですが、かなりの長い作品で途中断念してたのですが、結構早めに翻訳されたので助かったと思いました。
      最近、またアマゾンというかジョフ・ベゾスという経営者の研究本が出始めている気がしますが、その中では今のところ一番と思います。
      アマゾンという会社が、米国で意思決定がされている実情を考えると、たぶんこの本を読むと何を考えている見えてきます。

      1位:あしたから出版社(島田潤一郎)

      あしたから出版社 (就職しないで生きるには21)

      一人出版社といえばおなじみ夏葉社の島田さんの著書。
      「本をつくる」という行為の重みを感じた一冊です。

      つづいてマンガ編。
       

      2014年読んでよかったマンガベスト10



      10位::ザ・サッカー(大橋裕之)

      ザ・サッカー
      会社のデザイナーさんがおすすめしてくれた、シティライツから大橋先生が好きになったのですが、しばらくしてまたおすすめしてくれた一冊。
      サッカー雑誌に連載されてましたが、ほぼサッカーの話がないマンガです。幸せになれるマンガです。
      実は、いま六畳書房さんというところで一口店長という形で、本を1冊置いてもらってるのですが、この本を選びました。幸せになれる本なので。

      9位:5つ数えれば君の夢(今日マチ子)

      5つ数えれば君の夢

      今日マチ子さんが描く、アイドルというよりアイドルを演じている女の子たちの物語。
      服装とかみればわかる人はわかりますが、女子流ちゃんを取材されたとのことです。

      8位:私がモテてどうすんだ(ぢゅん子)

      私がモテてどうすんだ(1)

      会社の人にちょうど少女マンガの話題をしてて面白いということで教えていただきました。
      ふとってた女子が色々あって急にヤセたことでまわりの美男子にチヤホヤされるという、コメディです。たぶん、僕ラブコメが好きみたいで、そういう意味でど真ん中の作品でした。

      7位:僕だけがいない街(三部けい)

      僕だけがいない街(5) (角川コミックス・エース)

      元々は勤務先の元社長のけんごさんから、教えてもらった作品でつねに最新刊の発売を待っている作品。
      先日発売された5巻ではいよいよ、真犯人に近づいていってるのかどうか、、、という展開でハラハラドキドキはやく6巻でないかな、、、と読み終えたあとに思った作品です。

      6位:男坂(車田正美)

      男坂 4 (ジャンプコミックス)

      ネットではおなじみ、打ち切り作品の代名詞「男坂」がなんと帰ってきました。
      しかも、3巻の最後に名前だけ出てきた神威剣が登場します。
      この平成しかも21世紀に、本当の「男」が描かれている作品です。

      5位:思春期ビターチェンジ(将良)

      思春期ビターチェンジ(3) (ポラリスCOMICS)

      1巻発売時点からずっと注目している作品です。男女が入れ替わってもう数年戻れてない中、思春期に突入していくのですが、本当にいつ戻れるのか、、、戻れないのか、、、終わり方が気になる作品です。
      ブクログスタッフで「このマンガがすごい」の投票の時に僕が激推しした作品ですが、このマンガがすごいの女子編でも上位に入っていた作品です。

      4位:逢沢りく(ほしよりこ)

      逢沢りく 上

      もう話題になってる作品なので、あんまり説明不要な気もしますが、猫村さんの作者さんが書いた作品。
      上下巻で、孤高な少女たちの心境の変化などが描かれています。泣けます。

      3位:あの頃。男子かしまし物語(劔樹人)


      あの頃。 男子かしまし物語

      この作品は、本扱いでもあるんですが大半がマンガだったのでマンガとしています。
      イーストプレスの編集をしているTさんから、(担当作品ではないのですが)アヨハタさんが好きそうだからといただいた作品でした。
      内容は、娘。ヲタ同士のてんやわんやのマンガです。涙ありの作品で(感動というよりホロっとくる)アイヲタの人は空気感とかわかると思います。

      2位:富士山さんは思春期(オジロマコト)

      富士山さんは思春期(5) (アクションコミックス)

      長身の女の子と小さい男の子のラブコメです。どんどん富士山さんがかわいくなっていくのですが。
      かぼちゃワインのエルが好きだった僕としては、たまらない作品です。
      5巻はもう、読みながら「ハフゥ」と言いました。あんまりそういうこと言わない人なんですが、「ハフゥ」って言いました。

      1位:野望の王国(雁屋哲/由起賢二)

      野望の王国 完全版 1

      野望に支配された男たちが横浜を舞台に、権力を駆使しながら戦うサーガ。
      この作品ではふんだんに「野望」「暴力」が登場します。原作者で美味しんぼの原作者である雁屋哲が巻末のコラムにて「決して暴力を肯定している作品ではない」と書かれておりながらも、後半は暴力が激しくなっていきフィクサーなどが登場していきます。
      この作品を通して何を社会に訴えたいのか、それは最終回ですべてわかるのですが、その課程での警察(作中では日本最大の暴力機構と呼ばれる)、ヤクザ、フィクサー、殺し屋など暴力に関与する人間達の争いはエンターテインメントの領域に達しています。


      以上となりました。今年は、正直いうと人生においてずっと読み返したい本が後半まで出てこなかったのですが、後半にかけて何冊か出てきたことはよかったです。
      特に、野望の王国という作品はまたたまに読み返したい作品です。

      2015年も色々と読んでいこうと思います。
      2014.12.15 Monday

      新しいぼくたちの出版スタイル/クレイグ・モド『ぼくらの時代の本』

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        ぼくらの時代の本

        注目しているクレイグ・モドさんの『ぼくらの時代の本』が本日発売になります。代官山蔦屋書店で出版記念イベントがあるのですが、前売り券が売り切れになるほどの人気のようです。

        このクレイグ・モドさんですがSmartNewsのデザインアドバイザーをつとめられていたり、他にもFlipboardのプロダクトデザイナーも担当していた方で、モバイルでのコンテンツの見せ方についてのプロでもあるわけです。

        そんなクレイグ・モドさんですが『「超小型」出版』という電子書籍で初めて存在をしりました。
        「超小型」出版:シンプルなツールとシステムを電子出版に
        http://craigmod.com/journal/subcompact_publishing/ja/

        Webでは無料で読める全文を公開していますが、Knidleでも販売を行っています。


        この『ぼくらの時代の本』は公式サイトで「まえがき」が公開されています。そこでもかかれているようにタイトルの「ぼくらの時代の本」とは何か、というのをいろいろな切り口をもって書かれています。
        形がある本、形がない本(電子書籍)、資金調達、編集という視点など。
        まえがきに、

        この本は、この4年間における本のあり方、読書のあり方、出版のあり方の進化を見てきたぼくのエッセイを集めた本だ。

        ここに書かれたエッセイは観察の記録である。シリコンバレーやニューヨークの出版スタートアップでの経験の記録。自分で出版した経験の記録。そしてぼくが何度も何度も ―人生を通じて―取り組み、熱中し、恋に落ちて来た一冊一冊の本への愛情の記録だ。


        という文があります。
        クレイグ・モドは単なる傍観者として、第三者的に書いてるものではなく、実践者として感じたこと考えていることが書かれているこのエッセイが『ぼくらの時代の本』です。

        この本は誰が読むべき本なのか?出版されるという話を聞いた後、ちょっとしたご縁でブクログにて献本企画を実施させていただくことになった際に考えたことです。
        出版に関わる人は読んで欲しい。例えば、この本を読むことで新しい”出版”の企画を考えられるかもしれない。電子書籍ではない、電子出版でもない。”出版”について考える本だと思う。
        電子書籍の話も出てくるが、それだけではない。

        クラウドファンディングで資金を集めて紙の本を作った話も入っていたり。
        特に、僕も先日クラウドファンディングで出版のお手伝いをしたので、同じように実践している人の話を読むと参考になる。

        あと、一番読んで欲しいのは出版業界に興味がある、就職したい転職したいと考える人なのかもしれない。
        1人で出来る可能性を感じるかもしれないし、新しく入った会社でこの本で書かれていることを参考に新しい風を起こせるかもしれない。

        そんな可能性がつまった(トップを走る人の4年間の知見がつまった本だからそりゃそうだ)本、『ぼくらの時代の本』、ぜひ多くの人に読んでもらいたい本です。


        Craig Mod  Collected essays and books
        http://craigmod.com/

        ぼくらの時代の本   - DOTPLACE
        http://dotplace.jp/archives/category/column/...
         
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        ブクログとパブーというサービスをやっている株式会社ブクログで取締役をしています。 主な仕事はマネージャー業務とかです。 ブクログでは広告とか外部提携、パブーではKindleやKoboのディストリビューションの立ち上げなど担当していました。
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