2014.11.28 Friday
起業家関係の本を読んでる人はマストリードのマンガ/『スティーブズ』(うめ/松永肇一)
ご存じ、Appleのスティーブ・ジョブズと、エンジニアのスティーブ・ウォズニアック。この2人のスティーブがApple Computerを立ち上げ世の中を変えていく、そんな群像劇が『スティーブズ』です。
実は、この作品ですが個人的には縁がある作品です。
以前、クラウドファンディングサイトCAMPFIREで、パトロンが連載購読権がもらえたりイベント参加できるという取り組みを行いました。
若き日の天才たちをマンガ大賞2位のうめが描く!漫画「スティーブズ」電子書籍連載
このプロジェクトですが、始ったあとにブクログで告知など行うというので準備をしていたのですが、、、始まった直後に目標金額が集まるという鬼のような出来事がありました。
このリターンの『スティーブズ販売記念トーク&電子書籍サイン会ご招待』の仕切りを担当していたのですが、その当日に暴風警報が出て開催大丈夫か、、などてんやわんやしたのもいい思い出です。
この『スティーブズ』ですがジョブズが亡くなった直後に発刊されたウォルター・アイザックソンによる伝記「Steve Jobs」がありましたし、コミック版も出ていますね。
この伝記とはまたちがった印象で、「スティーブズ」は疾走感があるのと、VCとしては有名なセコイアキャピタルの人やその他色々と脇を固めるキャラクターが熱くて最高です。
個人的には1話目のインテルからDRAMをもらうシーンで、インテルの偉いさんが最高にクールで個人的には一番好きなキャラクターです。
ひとまず、以下の本読んでる人は絶対読んだほうがいいと思う次第です。
- ツイッター創業物語 金と権力、友情、そして裏切り
- 起業家
- ゼロ・トゥ・ワン―君はゼロから何を生み出せるか
- 渋谷ではたらく社長の告白
- 不格好経営―チームDeNAの挑戦
- すべては一杯のコーヒーから
- 顧客が熱狂するネット靴店 ザッポス伝説―アマゾンを震撼させたサービスはいかに生まれたか
- Yコンビネーター シリコンバレー最強のスタートアップ養成スクール
2014.11.19 Wednesday
書誌情報の同名著者と著者名のゆらぎ
書誌情報って結構奥が深いんですが、仕事で色々と考えたり悩むことが多いんで自分のメモ的なものとしてちょっと書いておきたいと思います。
著者名情報については、実は色々と課題があったりして、2つ大きく今のところあるなぁというのが、同名の著者、そしてもう1つは著者名のゆらぎ。
例えば(例えばです)、漫画家の山本太郎さんと小説家にも山本太郎さんがいます。
文字列で一致させてると、もうこれはきびしい訳ですね。著者の作品一覧ページに、漫画家と小説家の山本太郎さんの作品が混ざったりするんですね。
この問題について2つ解決策があって、著者データベースを作って、ユニークIDをつけて管理すれば漫画家と小説家の山本太郎は別の人という認識でできるんですね。
これはhontoさんが実施していて、例えば、
魔法少女サイト 1 (少年チャンピオン・コミックス)
著者:佐藤健太郎
http://honto.jp/netstore/pd-book_26056010.html
ふしぎな国道 (講談社現代新書)
著者:佐藤 健太郎
http://honto.jp/netstore/pd-book_26368110.html
両方とも佐藤健太郎さんです。ちなみに、弊社の社長も佐藤健太郎です。
後者の佐藤健太郎さんは一覧ページがあるみたいで(http://honto.jp/netstore/search.html?athid=1000518930)前者の佐藤さんはおそらくそういった著者データベースでは作られていないようにも見受けられます。
ちなみに、こうした別著者として管理する以外にもWikipediaのように山田花子 (漫画家)と山田花子 (タレント)と文字列に付加情報を加えて回避するという方法もあったりします。
山田花子 (漫画家)
山田花子 (タレント)
いわゆる加山雄三が弾厚作って名乗って作曲している場合があります。ちなみに、サライの作曲は弾厚作です。
そんな揺らぎですが、先日だと 『ワンダフルストーリー』という本がでまして、著者が犬っぽい名前になってました。
ワンダフルストーリー
伊坂幸犬郎 (著), 犬崎 梢 (著), 木下 半犬 (著), 横関 犬 (著), 貫井 ドッグ郎 (著)
http://honto.jp/netstore/pd-book_26381005.html
ちなみに、hontoさんだと本のページで伊坂幸犬郎さんのお名前をクリックしたら伊坂さんのページに移ります。
つまり、手で著者のデータ紐づけをしているわけです。
hontoさんの関連会社として図書館流通センターがあるので、おそらくそのたまものだと思います。
ちなみに、Amazonの場合は著者セントラルという機能があって著者と書籍を紐づけが可能なのですが、特に伊坂幸太郎さんと紐付けてはいないようですね。
http://www.amazon.co.jp/s/ref=dp_byline_sr_book_1?ie=UTF8&field-author=%E4%BC%8A%E5%9D%82+%E5%B9%B8%E7%8A%AC%E9%83%8E&search-alias=books-jp&text=%E4%BC%8A%E5%9D%82+%E5%B9%B8%E7%8A%AC%E9%83%8E&sort=relevancerank
といったかんじで書誌情報って色々と奥が深い部分があるなぁと思う毎日です。
著者名情報については、実は色々と課題があったりして、2つ大きく今のところあるなぁというのが、同名の著者、そしてもう1つは著者名のゆらぎ。
同名の著者
世の中には同姓同名とか結構あったりするわけで、それがかぶると文字列で一致させている場合は同じ人って認識されてしまいます。例えば(例えばです)、漫画家の山本太郎さんと小説家にも山本太郎さんがいます。
文字列で一致させてると、もうこれはきびしい訳ですね。著者の作品一覧ページに、漫画家と小説家の山本太郎さんの作品が混ざったりするんですね。
この問題について2つ解決策があって、著者データベースを作って、ユニークIDをつけて管理すれば漫画家と小説家の山本太郎は別の人という認識でできるんですね。
これはhontoさんが実施していて、例えば、
魔法少女サイト 1 (少年チャンピオン・コミックス)
著者:佐藤健太郎
http://honto.jp/netstore/pd-book_26056010.html
ふしぎな国道 (講談社現代新書)
著者:佐藤 健太郎
http://honto.jp/netstore/pd-book_26368110.html
両方とも佐藤健太郎さんです。ちなみに、弊社の社長も佐藤健太郎です。
後者の佐藤健太郎さんは一覧ページがあるみたいで(http://honto.jp/netstore/search.html?athid=1000518930)前者の佐藤さんはおそらくそういった著者データベースでは作られていないようにも見受けられます。
ちなみに、こうした別著者として管理する以外にもWikipediaのように山田花子 (漫画家)と山田花子 (タレント)と文字列に付加情報を加えて回避するという方法もあったりします。
山田花子 (漫画家)
山田花子 (タレント)
著者名のゆらぎ
たまに、著者が別名で書いたりする場合があります。いわゆる加山雄三が弾厚作って名乗って作曲している場合があります。ちなみに、サライの作曲は弾厚作です。
そんな揺らぎですが、先日だと 『ワンダフルストーリー』という本がでまして、著者が犬っぽい名前になってました。
ワンダフルストーリー
伊坂幸犬郎 (著), 犬崎 梢 (著), 木下 半犬 (著), 横関 犬 (著), 貫井 ドッグ郎 (著)
http://honto.jp/netstore/pd-book_26381005.html
ちなみに、hontoさんだと本のページで伊坂幸犬郎さんのお名前をクリックしたら伊坂さんのページに移ります。
つまり、手で著者のデータ紐づけをしているわけです。
hontoさんの関連会社として図書館流通センターがあるので、おそらくそのたまものだと思います。
ちなみに、Amazonの場合は著者セントラルという機能があって著者と書籍を紐づけが可能なのですが、特に伊坂幸太郎さんと紐付けてはいないようですね。
http://www.amazon.co.jp/s/ref=dp_byline_sr_book_1?ie=UTF8&field-author=%E4%BC%8A%E5%9D%82+%E5%B9%B8%E7%8A%AC%E9%83%8E&search-alias=books-jp&text=%E4%BC%8A%E5%9D%82+%E5%B9%B8%E7%8A%AC%E9%83%8E&sort=relevancerank
といったかんじで書誌情報って色々と奥が深い部分があるなぁと思う毎日です。
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- ブクログとパブーというサービスをやっている株式会社ブクログで取締役をしています。 主な仕事はマネージャー業務とかです。 ブクログでは広告とか外部提携、パブーではKindleやKoboのディストリビューションの立ち上げなど担当していました。
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