2019.01.08 Tuesday

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    2014.04.15 Tuesday

    『ツイッター創業物語』電子書籍先着1万名無料DLの衝撃

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      今日話題になっていますが、日本経済新聞社さんから発売される『ツイッター創業物語』が先着で1万名が無料でDLできるということで話題になっています。

      『ツイッター創業物語』−編集者の自腹ワンコイン広告 - HONZ
      「ツイッター創業物語」1万人無料DL特装版キャンペーン!|日経ストア|日経グループの電子書籍販売サイト

      このキャンペーン、ビジネス書とくに海外の翻訳されたビジネス書を読まれている方には聞き覚えがあると思います。
      雑誌Wiredの編集長をつとめたクリスアンダーソンの「フリー」の発売時にも同様に1万人に電子書籍(PDF)を無料ダウンロードキャンペーンを実施していました。

      さて、このキャンペーンですがちょっと気になったことがありました。

      (1万って初版部数と同じぐらいなのでは。。。)

      ということです。実際に『ツイッター創業物語』の初版部数がどれぐらいかわからないので、それはおいておいて、今回は「フリー」の時の事情をちょっと知りたくて調べてみました。

      書籍「フリー」ヒットの背景、1万人への無料公開がクチコミのフックに:日経ビジネスオンライン

      この記事を読む限り、初版は1.5万部と読めます。その前提でいうと、初版部数と近い冊数が世の中に放出され、読まれて、レビューが書かれたりクチコミが生まれることはかなり宣伝効果になると思うんですよね。
      そうした点で、レビューやクチコミを生み出すための施策としては、この手法ってすごい優れていると思います。

      果たしてこの『ツイッター創業物語』の販売にどれぐらい影響が出るのか楽しみな企画だとみています。
       
      2014.04.13 Sunday

      約50億円の資金調達をしたwattpadとは?

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        自分のメモ的な意味もあり。

        wattpadとは

        先日、$46Mの資金調達を行ったwattpadについて少し調べてみました。
        wattpadはソーシャルパブリッシングプラットフォームと呼ばれるサービスで、2006年にローンチ。カナダのトロントにあって68人の従業員がいるようです。
        現在は2000万人以上の会員(読み手、書き手)がおり、85%以上がモバイルからのアクセスで、50の言語のstoryがあるとのことです。
        多言語化も進めていて、日本語でも使えるサービスとなっています。(とはいえ、縦書きが使えるという意味ではないです)

        そんなwattpadですが、先日$46Millionの資金調達を行ったとネット寄りの出版業界の人たちの話題となりました。
        Wattpad Raises $46M From OMERS Ventures And Others To Grow Its Social Publishing Network
        http://techcrunch.com/2014/04/08/wattpad-raises-46m-from-omers-ventures-and-others-to-grow-its-social-publishing-network/

        Wattpadが上場めざし約50億円を調達

        wattpadでできることは

        さてこのサービスでは、どんなことができるかというと、

        -本を作る

        エディタで文章を書いて本を作ることができます。(ちなみに、ちゃんと調べられていませんが、、無料公開が基本ぽいです)

        -コミュニティ
         
        ジャンル(ロマンスやホラー、ティーン向けやファンフィクションなどなど)ごとに作品の紹介やディスカッションがされています。

        -ソーシャル
        SNSのように友人とつながることができますFacebookと連携もできるので、Facebook上の友人も招待や探すことができます。

        -アワード
        コンテストが行われています。

        -クラウドファンディング(実験的なプロジェクトとして、現在は終了)
        いわゆるクラウドファンディングです。2013年の夏にローンチがされましたが、現在は終了。この出資のニュースのときも言及はしていますが、失敗したので終了ではなくまた出すつもりとのことです。
        当時のニュース

        wattpadの価値とは?

        さてこのサービスの現在の価値は、4000万の物語と多くの読者(1ヶ月で読者がに6億分消費する)がいることだと思います。
        先に紹介したEbook2.0の後半で書かれているAmazonには売却しない、収益化についてはクラウドファンディング(ファンファンディング)と出版社との提携などが考えられているとのことです。
        これから、収益化についてはどう動いていくのか注目のサービスと思います。ちなみに、2012年の資金調達の際にブログで書かれてた一説が気になります。
        “Here’s my favourite example: a traditional publishing house like Penguin published 5000 books in the last 12 months, while Wattpad users uploaded 10,000 stories in just the last 12 hours! We have something for everyone – every sub-genre and every specialized interest. The diversity of human creativity is what makes Wattpad so great.”
        (ここでは私のお気に入りの例を示します。Wattpadユーザーがちょうど最後の12時間で万のストーリーをアップロードしながら、ペンギンのような伝統的な出版社は、過去12ヶ月で5000本を出版!すべてのサブジャンルとあらゆる専門的な興味 - 私たちはみんなのために何を持っている。人間の創造性の多様性は、Wattpadはとても素晴らしい作るものです。)

        ということで、伝統的な出版社(traditional publishing house)に対しての言葉ですね。

        日本においてのwattpadは?

        このwattpadのようなサービスといえば日本でいうと何だろうと考えてみました。
        おそらく、エブリスタSTORYS.JPかなぁと思いました。
        エブリスタに関しては有料販売作品が多く増えてきたことで、月に100万以上売り上げている作家が出てきたというリリースも出てきたり、STORYS.JPでいうと「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」などが出てきたりしていますね。
        wattpadの収益化の話でいうと、ビリギャルの事例で考えるとSTORYS.JPのほうが近いのかなぁ、、

        いわゆる、コンテンツが生まれるプラットフォームという立場はコンテンツの著作権を持たない場合がおおいので、そこで出版社と提携という流れでどう収益化していくのか、どういうスキームを作っていくのかは気になります。

        ひとまず、海外ではセルフパブリッシングはsmashwordsしかりのびているサービスも多いので、がんばらないとと思うリリースでした。
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        ブクログとパブーというサービスをやっている株式会社ブクログで取締役をしています。 主な仕事はマネージャー業務とかです。 ブクログでは広告とか外部提携、パブーではKindleやKoboのディストリビューションの立ち上げなど担当していました。
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