私が関わってるブクログも、だから本屋なのかなとたまに考えたりはします。
サイトやアプリで訪れたユーザに本の情報やレビュー、評価を見てもらい、そこから何かしらのストアで買ってもらう。
その買ってもらう先は、利便性を考えていろいろな購入場所の提示を行う。
逆に本屋ってどういう場所のことを言うのか調べてみると、
1 書物を売る店。また、その業者。出版社をさすこともある。書店。
2 映画業界などで、脚本・シナリオを書く人。台本作家。
3 屋敷の中で主となる建物。母屋(おもや)。
https://kotobank.jp/word/%E6%9C%AC%E5%B1%8B-631996
とのこと。書物を売る店。
ブクログも、ほかのサービスもそうだけど、アフィリエイトサービスなどで間接的に売っている。
そういうことを考えると、本屋なのだと思う。
意味的なところで、近いよねという話もあるけど、
本好きにとっての本屋たらしめるものとは何なのか、考えてみると、
最後は蛇足だけど、2と3の出会いがあること、リアルに手にとることができる。この2つが本屋たらしめるところなのかもと考えてみた。
うちのサービスがそこができているのか、できていない部分がある。
出会いがあることに関しては、人の目が広くものを見れることができるのと、限られた画素でたくさんの書影を見せたりすることが難しいモニタとの比較で、やはり難しい部分はある。でも、安易な発想ではあるがレコメンドなどが出会いを有無のではとも考える。(アマゾンのレコメンドがよいっていう人もいるし、全然だめって言う人もいる)
3の手に触れることは、本に対してもっと知ることができる。
アマゾンの試し読み機能はよくできていると思うし、電子書籍はその部分が進んでるのではとも感じる。
本屋たらしめる何かはWebサービスにはたらないのでは、といろいろと考えたのですが、
なぜこんなことを考えたかというと、明日にこんなイベントがあるからです。
リブライズ すべての本棚を図書館に 河村氏×本のアプリ Stand 井上氏/聞き手:BOOKSHOP LOVER 和氣氏
このイベントの説明で
本のお祭りDive in books!トークイベントが決定いたしました。
11:30〜13:00は<本とwebサービス>をテーマにしたトークイベント。
このたびのDive in books!というイベントは、無店舗型の本屋に注目したイベントです。
そこで本屋の拡大解釈として、本に関するwebサービスをつくっている方は
広義の無店舗型本屋ではないか、という前提のもと今回の企画にいたりました。
ということが書かれており、Webサービスが本屋ではないか、ということが書かれていて、そこから着想を得たというよりも先に考えていました、こういうことを考えていましたということを思い、ひさびさにエントリーを書きました。
ということで、明日はこのイベントに行ってきます。
あう人にはお話をしていましたが、1月の株式譲渡による親会社変更時点から昨日まで、出向という形でいました。
もともとは、会社とともについて行くという前提で会社の売却に関わっていたこともあるのと、説明してもややこしいのとマインド的には株式会社ブクログの取締役という立場であったので特に書いてはいませんでしが、昨日までペパボの社員でした。
ペパボ在籍中は、いろいろな方々やとくに売却に関してはバックオフィス部門のみなさんに大変お世話になりました。
送別会も開いていただき、じつぞん氏にはマジ感謝です。
とくに、今までと何か変わるわけではないのですが、変わらずよろしくお願いします。
ちなみに、以下が欲しいものとなります。
https://www.amazon.co.jp/registry/wishlist/NH8942JADVCG
追記:
ペパボの思い出
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一昨日、おはようパーソナリティー道上洋三です。で、ご紹介させていただいた『ミライの授業』が、何とAmazonランキング1位に?できたら本屋で買って欲しかった!隆祥館書店https://t.co/kBGf5Hotg9
— 二村知子 (@ryushokanbook) 2016年8月3日
その、本を売っている秘訣を伺ったときに、いただいた答えが『その本を読んで、一人ひとりのお客さんに、丁寧に面白さを説明するんですよ』ということだった。
ちょうど先日『本屋がなくなったら、困るじゃないか: 11時間ぐびぐび会議』を読み終えて、少し本屋ーいわゆる町の本屋で経営的に体力がそれほどないーの未来に関して少し悲観的なタイミングでもあった中で、少し未来を感じる事案をうかがえたと思った。
一冊ごとに丁寧に時間をかけて売っていく商材として本というのは適切なのか、適切な利益が出る構造になっているのかと、その読み終えた本では通して書かれていた。
出版社、取次、書店が厳しい状況の中で、はたらして出版の未来ってどうなっていくんだろう、いろいろと考えてしまいます。
本を巡る課題はいろいろとあるが、いろいろな課題が並ぶとこんがらがって、最後みんながんばろうって、結論になりかねない部分もある。
なんとなく、まとまらない部分があるけど、自分でも小さな本屋をやってみて、その難しさを体感してみたいと思った夏季休暇でした。
最後に宣伝ですが、ブクログではエンジニアを募集しています。
]]>UX JAMはUX MILK主催の、UXを題材にした「ゆるい」勉強会/交流会イベントです。座学的なUXのセミナーというより、参加者同士でより気軽にUXについて話し合えるような場です。
以前からUXという言葉を色々と聞いてきましたが、なかなかそういった部分にキャッチアップができていない状況もあり、最近UX戦略って本を読んだり、弊社デザイナーのmeganekidsさんともそういう会話をしていたこともあり、UX周辺について学ぼうということもあり、デザイナーのmeganekidsさんと応募しました(が、meganekidsさんは抽選に漏れて、僕はブログ執筆枠という謎の枠で参加できましたので、一人で参加してきました)
会場は、クラウドワークスさん。ガーデンプレイスに入ってます、取引先もあり何度も来てるんですが、ガーデンプレイスさんに入られてるんですね。
イベントでは、交流会(わいわい)とLTが交互に行われていて、主催がいろんな人と交流してください!と促す感じで、いい感じでした。
LTは結構てんこ盛りだったんで、全部メモったんですが気に留まった内容だけピックアップしてご紹介。
イベントのページからの引用のタイトルと全然違う!!って内容でしたが、企画をする上でのフレームワークの提示でした。
何をするにも、「哲学」と「ヴィジョン」が大事という話でした。これがないとブレるという話。
話の中で以下の本をおすすめしていたので、ぜひ手にとってみては?(新刊はないみたいで、中古しかないようです)
LEAN UXの監訳も担当された坂田さん(元コンセントの方だったんですね)の発表。
スライドを見れば一目瞭然なんですが、話して気になったところを箇条書き。
- UXデザインで起きる視点の偏りについての話
- ユーザばかりに視点がいくけど、ユーザとサービスとの接点もちゃんと見る
- サービスのオペレーションの視点も忘れない。(そりゃそうだ、、)
といったこと。経済学でも3つの目というのがあると言われていたのですが、おそらく『経済を見る3つの目』に書かれてる内容だと思う。
こちらも、スライドを見ていただいたら一目瞭然の話なのですが、MERYがなぜインスタにここまで強いかというのが、ここまで徹底しているからなんだ、、、と驚愕する内容でした。
あと、この山本さん自身はCI(Corporate identity)デザインという立場なのですが、そうしたデザイナが、こういったことを考えているというのは組織・役割分担としても面白く感じました。
ペロリというかMERYのインスタ活用事例は、前にDeNAパレットで中川さんがインスタで投稿された投稿(特定のハッシュタグ付きのもの)を一次ソースとして利用して記事化しているという話を昔いわれていて、単なる拡散としての利用だけじゃない使い方だなと思った次第です。
といった感じで、LTの話ばかりを書きましたが、交流の会でも何人かお話をさせていただきましたが、結構若手の方が多かったという印象でした。
その中で、UXデザインをやるやらない以前に、組織デザインがうまく出来ていない中で苦労されてる方も多いんだな、、という印象でした。みんな幸せになればいいのにと思いました。
このUX JAM自体は定期的に開催されているらしく、もしデザインについて悩みがある人はLTを聞くもいいですが、いろんな人と会話できる機会なので足を運んでみてはいかがでしょうか。(とはいえ、募集以上の応募があってなかなか当選して足を運ぶの大変そうですが!!!)
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Googleは使わない、SEO対策しているから——Instagram有名人のGENKINGが語った10代の「リアル」 | TechCrunch Japan
その「リアルじゃない」「リアル」を先日行ったユーザインタビュー中に思い出しました。
最近、「読書」についてのユーザインタビューを行っていますが、その中で何人かで出た意見で、「読書記録はInstagramでつけています」という言葉に、弊社ブクログの僕含めて開発陣に衝撃が走りました。
Instagramといえば2012年にFacebookが10億ドルで買収し、そんな中でもイケイケで、アド的な観点でいうとエンゲージメントを高める場所というイメージを僕は持っていました。
そしてユーザ的な観点でいえば、日々のちょっとした写真をアップしてフィルタをかけられて、いい感じの写真をためるSNSと思っていました。ちょっとハッシュタグはやってるよね、って思ってました、つい先日までは。そのちょっと前に、前に一緒に働いていたマーケの女性が『旅行先を調べるのに、Instagramで検索している若者がいるらしい、、まじか』みたいなことを書いていたので、僕も「まじかー」って思ってましたが、そこでスルーしていました。
先述のユーザインタビューで聞いたInstagramの読書記録は、ハッシュタグとして#読書は当然のこと、著者名や本のタイトル、ジャンルやメディア化される作品なら主演俳優の名前なども含めて投稿するとのことでした。
そのハッシュタグでつながって、リアルでは知らない読書好きとつながっていくと言ってました。
ハッシュタグ、めっちゃ自己表現やん、、、って思いました。
ちょうど、先日友人(同い年なのでほぼアラフォー)が急にInstagramで在住している地域のグルメ情報の写真をInstagramでアップしはじめ、知らない方から沢山、favをもらうという経験を、焼肉を食べながら聞きました。神戸牛めっちゃおいしかったです。
なんとなく、HP(ホームページ)からブログに移り変わり、ブログがTwitterに移り変わり、ブログブームがまた再燃しつつもInstagramやLINEのグループとかも出てきて、リアルが沢山あって、コミュニティ運営者として考えると悩ましいと思う今日この頃です。
ブクログはWeb上にあるバーチャル本棚、Instagramはリアル。自分で買った、借りた本を前にしてアップしている。リアルなんだなと。
当然、Twitterでもプロフィールなどに「読書垢」という言葉を載せてつながっていく文化はありますが、Twitterもリアルです。でも、リアル度合いはなんとなくInstagramのほうが上なのは画像をベースとしたコミュニケーションだからかもしれない。
そして、人はなぜリアルを求めるのか、そしてハッシュタグでつながっていきたいのか、実際に、自分でもInstagramの読書専用のアカウントを作って試して見ようと思う。
ペパボは今年で13年。13年経つとその当時は意味があったけど今では意味もなく続けているものが数多くあると思います。ひとつひとつ上げていくとキリがないので、定例でやっている会議や毎日の日報、MLやSlackのチャンネルなどルーチン化されていた業務やツール類を思い切って全社で止めてみることにしました。名付けてスーパーリセットです。
ルーチンになった時点で、なぜやるか?という観点がなくなり、無駄が積み上がる場合があります。
スーパーリセットってきくと、仮面ライダー倶楽部ってファミコンのゲームで、最後のショッカータワーまで6時間かけて行って、最後にイカデビル(雑魚キャラとして登場)にボコボコにされて、6時間がスーパーリセットされたことを思い出す。イカデビルをオレは許さない。
— アヨハタ (@ayohata) June 27, 2016
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