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2014.10.20 Monday

今度上場するアルファポリスのここがすごい

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    10月30日に上場と日が近づいてきまして、書こうと思ってたネタがどんどん旬がすぎてきそうなのでざっくりと、今度上場するアルファポリスのすごいと思うところを書こうと思います。
    箇条書きで。
    http://www.mizuho-sc.com/ap/product/stock/ipo/ipo_000002.html取り急ぎ、みずほ証券さんのところに目論見書があるのでそれ見ていただけるといいかもです。
    • 発売前のマーケティングを行ってる。通常の書籍はそこが、できていない場合が多い。
      • 当然、既存の文芸作品などは文芸誌や新聞、雑誌での連載は行っているが、その媒体の力が弱まっている部分がある。
    • そうした結果、堅く売れる本中心に出版できる
    • その結果、男性向けの単行本ライトノベル作品の1タイトルあたりの実売平均が約1.6万部と高い売れ行き
      • 100万部とか10万部いってないの!?って思う人もいるかもしれませんが、手堅く平均でそれだけの部数を出してる出版社はどれぐらいあるのか、、と思います。
      • 現在、文芸作品は初版1万いかない作品も多い(重版かかれば当然もっと行く場合もあります)
    といった感じで、堅く売れる作品を出せる体制があることすごいんですよね。
    これからの出版モデルだと思います。

    当然、大手中堅出版社が最近ウェブ媒体での連載を文芸、エッセイ、漫画と広げています。
    しかし、一朝一夕でうまくいくわけではないので、長年運営しているアルファポリスさんとしてはその部分はアドバンテージがあるのではと思います。

    また、スタッフの人数も編集者を中心に、ウェブのスタッフもおそらくすごい筋肉質であり、取次も星雲社に委託し地方の書店営業も代行業者を使ってるみたいで(一般的な方法みたいですが)そうした筋肉質な体制もこれからの出版社の形なのではないかと感じました。

    愛読させていただいてるブログ「インターネット界隈の事を調べるお」で”ネットからモノにして販売するってちょっとビックリ。なるほどなぁ。”と書いていましたが、僕は逆で出版はもっとネットからモノにしていったほうがいいと思います。
    また、一部の出版社さんとかだと体制が整ってない場合は紙の本を売るほうが電子書籍より利益が良かったりするという話を聞きます。

    紙の本については、本屋が潰れていく中でネット書店が戦国時代化しつつ(Amazonや大手取次大阪屋の筆頭株主になった楽天、街の本屋戦略で攻めるセブンネットショッピング、丸善CHIや文教堂を有するhontoなどなど)課題は多いですが、出版はインターネットでもっと面白くなると感じています。
    著者 : 秋川滝美
    アルファポリス
    発売日 : 2014-05
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