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2014.08.04 Monday

エージェント会社「コルク」マンガ家育成へファンド組成

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    色々と新しく誰もやってないことをやるというイメージで僕は見ています、安野モヨコさんや阿部和重さん小山宙哉さんなどのエージェントをしている「コルク」さんが新しいことをやるようです。

    個人マネーでマンガ家育成へファンド組成 

    日経なので全文はログインするか有料版に入ってもらわないといけないようですが、要約すると
    • ミュージックセキュリティーズとくんでファンド組成
    • 1口1万570円で、総額約130万円を集める。投資期間は2年間を予定する。
    • 第1弾は新人マンガ家の羽賀翔一さん。約3200冊以上売れれば利益が出るといい、収益は投資家に分配する。
    とのこと。

    記事では、うっすらクラウドファンディングぽく思わせる記述もありましたが、収益は分配ということでいわゆるファンドです。
    出版系ではあまり聞かないんで(コンテンツ系だと北斗の拳ファンドを思い出しますが)すが、なかなかおもしろそうな取り組みだと思います。


    とくに、コンテンツについてはうまくいくかどうかの担保がすごく判断つかない部分がありますが、コルクさんというエージェントがついてることで一定のそういった部分が解消されるかもしれませんし、記事にあるようにリクープする線が見えてるのはわかりやすいと思います。

    ちなみに、新人の漫画家で3200冊というのはなかなか絶妙なラインな気がします。。。

    また、注目したのが1口の価格。記事のタイトルにあるとおり「個人」が出せる金額だと思います。

    ブクログ企画室を立ち上げる際に、いろいろとクラウドファンディングについて調べていた時にわかったのはだいたい、平均するとパトロンは1.5万から9千円ぐらいを出しています。
    なので、その基準に合わせると一律1万円ちょいっという金額は絶妙だと思いますし、元々ミュージックセキュリティ社がやっているファンドもそういった価格帯のものが多いようです。

    コルクさんとしては、実施しているコルク新人賞を見ているかぎりいわゆる青田買いはしないスタンスだと思っています。なので、見つけた才能を開花させるための手段としてこのファンドを使うと思われるため、バンバンこのファンドをつかって世に出していこうぜ的なのは無いと思います。
    しかし、こういうスキームの前例ができることはとても良いことだと感じています。ので、ほかの出版社もこのスキームを活用していけば出版はおもしろくなるな〜と思った次第です。

    家電ベンチャーCerevoが語る 「クラウドファンディング」最前線 (週刊アスキー・ワンテーマ) (―)
    コメント
    僕も今朝、新聞で見たんですけど面白い取り組みですよね。価格も絶妙ですし投資してみたくなりますね。
    • あべ
    • 2014.08.05 Tuesday 08:35
    あべさん>
    そうなんですよ。この価格設定が絶妙なんで。ぜひ投資しましょう!
    • アヨハタ
    • 2014.08.05 Tuesday 19:47
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