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2014.07.22 Tuesday

HarperCollins(ハーパーコリンズ)が電子書籍バンドルサービスを試験的に始めた

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    イギリスの出版社、HarperCollins(ハーパーコリンズ)が紙の書籍を持っているユーザに電子書籍を無償でダウンロードもしくは割引で販売する取り組みを試験的に始めたようです。

    この取り組みは、BitLitというスタートアップが提供している仕組みで実現をしています。このBitLitですが、5月あたりに海外のデジタル出版系のニュースサイトで話題にあがりはじめたサービスで、KoboのCEOだった Michael Serbinisが関わっているファンドからの資金調達を行い話題となっていました。

    Ebook Bundling Start-up BitLit Closes Funding Round Led by Former Kobo CEO Michael Serbinis | Digital Book World

    BitLitですが、Digital Book Worldでの記事を見るとオライリーやそのほか85の出版社と提携しているという話です。
    そして、The Big Five(ペンギン・ランダムハウス、サイモン&シュスター、ハーパーコリンズ、マクミラン、アシェット)との提携というのはかなり大きなニュースではないでしょうか。

    このサービスは、紙の本の著作者情報を撮影したらその本の電子版が無料もしくは割引で購入できるとのことで、海外では、以前からウェブ制作関連のイベントや情報発信を行うA List Apartの出版部門A Book Apartが電子版と紙版のバンドル販売を行っていたり、米国ではAmazon MatchBookが始まったりと紙と電子書籍のセットというのは販促効果があるのではと僕は個人的には考えています。

    日本でも、色々と試行錯誤の上で紙を買ったら電子書籍がつくという取り組みは行われていますが、今後はBitLitのクローンサービスがそのうち立ち上がる、もしくは大手の電子書籍ストアも似たようなサービスは立ち上げる可能性は大いにあると思います。(先日、CCCと提携を発表したBookLive!もそうですし、通販部門を持っているhonto、そして紙の出版社のグループであり電子書籍ストアかつ電子取次の立場でもあるBOOKWALKERなど...)
    ひとまず、ハーパーコリンズが動いたことでほかの大手出版社がどう動くか楽しみですね。
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    ブクログとパブーというサービスをやっている株式会社ブクログで取締役をしています。 主な仕事はマネージャー業務とかです。 ブクログでは広告とか外部提携、パブーではKindleやKoboのディストリビューションの立ち上げなど担当していました。
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